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くせえ、反吐のにおいだ。

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 1週間ほど前から、身の回りのどこかで、ほのかな臭いを感じることがあった。感じた一瞬の後には消えていて、陽炎のように正体がない。嫌な臭いではあるのだけれど、どこか親しみ深いものも感じていて、それでもなお鼻につく悪臭ではある。一番似ているのはオシッコだがアンモニア特有の刺激臭はなく、汗の臭いのようでもあり手垢のようでもあり、とにかく得体が知れない饐えたような臭いだ。
 その正体がやっとわかった。常日頃から愛用しているマックスフリッツ謹製ウエストバッグ、モンゴルツーリングモデルだ。思えば2014年2月に購入して以来、雨の日も風の日も遊びにも仕事にも1日と欠かさず連れ回して、たったの一度たりとも洗ったことがない。収納物は多岐にわたる。食べ物を入れたまま数週間にわたって忘れていたこともあるし、腰痛対策で常備しているバンテリンの蓋をキッチリ締めていなくて、中身が染み出したこともあった。パーキングエリアのトイレで、腰に巻いたまま用を足そうとし、誤って滴をひっかけたことがないとは言わない。色が黒なのでわからないだけで、相当汚れているに違いない。

 こびりついた汚れを落としたいのだけれど、どうなんでしょう。ネットに入れて洗濯機で回してしまっていいものでしょうか。ペットボトル入れの内張りとか、剥がれてしまわないかしら。 注意事項があれば教えていただきたく・・・
 


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by TigerSteamer | 2015-10-26 23:24 | ツーリング | Comments(2)

マイ プレシャス

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 とうとう手に入れた、これが僕の”いとしいしと”だ。ただ今、あれこれ試すのもままならないほどに忙しいので、実用例は後日お伝えしたい。このブログを読んで、今か今かと待ち構えていた読者(いるのかしら?)に取り急ぎお詫びしなくてはならないのは、発売は3月と聞いていたので悠長に構えていたら、納期が早まったらしく2月中になったことだ。これがお詫びにあたるのかどうかは別として、3ヶ月の筈がかれこれ9ヶ月待っても梨の礫のウィルバー君に、爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

 それと大切なのは、これが税込12600円だということ。色は黒青橙の3色から選べること。マックスフリッツで絶賛発売中だということだ。
 それから、横にしたハードカバーが4冊! 入るけれど、だからと言って調子に乗って実行に移すと腰への負担が半端じゃないこと(もう試した)。メインの収納スペースがパンパンになっても、ツーリングマップルは別のポケットに入れられること。自由度が高い上に大小様々なポケットがあって、さっそくベルトの小物入れにコインホルダーを仕込んだこと。うまく工夫すればグローブホルダーもイケること。
 以前、ウエストバッグに関する記事にこんなことを書いた。
 ツーリングに出かける時にウエストバッグに収納しているのは、財布、iPhone、auのガラケー(iPhoneはソフトバンクなのだ。あとは察しておくれ)、雨天時に電子製品を避難させる為のジップロック、デジカメ(入れてないこともある)、タバコ(タバコ入れには鍵束を入れている)、ライター、携帯灰皿、iPhoneの予備バッテリーだ。これにタオル地のハンカチ、ウエットティッシュ、小さなサイズのペットボトルが加わることもある。また、バンドエイドやマキロンなどの救急セットを入れていたこともあった。
 もちろん全て叶った。僕のために作ってくれたのではないだろうかと勘違いしそうなくらい、収まるべきところにスッポリと、機能的かつ美しく収まった。つまり長年の想いは成就したのだ。

 注意しておきたいのは、画像の笑顔の素敵なエルフ風の男性は僕のプレシャスではないし、僕でもないことくらい。ちなみに、本物の僕はゴラムを5倍太らせて両腕を縛り、まるまる12ラウンド戦わせた上で水に沈めてふやけさせた感じだ。
 僕と”いとしいしと”の馴れ初めについてはこちら → 『収納の妙』
 切ない恋物語についてはこちら → 『すてきな片想い』
 そもそも”いとしいしと”とかゴラムとかの意味がわからない人はこちら → 『ホビットの冒険』

 既に決めたのは二つ。次の休みは絶対に”いとしいしと”と旅に出る。5月のアレも”いとしいしと”を腰に巻いて参加する。迷っているのは、ツーリング用だけではなくて、仕事用にもう一つ買うかどうか。これの使いでときたら、遊びだけでは勿体ない。釘袋(的な)としても使いたいくらいだ。

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by TigerSteamer | 2014-02-23 01:10 | ツーリング | Comments(0)

素敵な片思い

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 たとえば『プリティーウーマン』は、やりての実業家と娼婦の恋を描いた作品だった。王女と新聞記者の『ローマの休日』もそれにあたる。貴族の男性と娼婦の恋を描いた『娼婦ベロニカ』、良家のお嬢様と画家の卵といえば『タイタニック』もそうだ。『チャタレイ夫人の恋人』『高慢と偏見』挙げていくと数限りない。邦画なら『婦系図』『愛染かつら』、毛色は違うけれど最近では『隠し剣 鬼の爪』もそうだ。古い映画(もしくは時代背景)に佳作が多いように思えるのは、現代の日本から”身分”という概念が薄れてきている証拠だと思う。そこにリアリティが見出せない。身分よりは様々な格差を代用した方がしっくりする。『電車男』がいい例だ。

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 キーワードは「身分違いの恋」だ。ハッピーエンドもあれば悲恋もあり、シリアスもあればコメディもある。共通しているのは、二人を隔てる障壁が高ければ高いほど、人の心を惹きつけるということだ。
 こんなテーマは似合わないと思われるかもしれない。そうだろう、自分でもそう思う。なぜ、あえて恋愛映画を引き合いに出すのかといえば、何度も袖にされてきた相手との関係に、新展開が訪れそうだからだ。僕と相手の間には純然たる格差が立ち塞がっていて、これまで何度もアプローチしてきたにも拘らず、たった一つの理由から思いを遂げられなかった。
 初詣で引いた御神籤は末吉だった。良いとは言えないけれど、今年は後厄だから、このくらい控えめが妥当かもしれない。ただし良縁には「叶う。好機を逃すな」と書いてあった。今がそうなのに違いない。一気にがぶり寄って押し倒すのだ。

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 と言っても、相手は人ではない。つき詰めて考えれば、その向こうにいるのは人に違いないのだけれど、残念ながらオードリー・ヘップバーンや松たか子似の美人というわけではない。そもそも女性ですらない。『アナザーカントリー』や『ブロークバックマウンテン』くらい絵面が良いと救われるけれど、実際は腹のせり出した薄らハゲが口ヒゲのおっさんに言い寄る話になってしまう。これでは一部のマニアにしか受けないだろう。

 去年、2度に渡ってマックスフリッツに関する記事を書いた。スタイリッシュな大人のライダーに絶大な人気を誇るアパレルメーカーだ。新製品のライダー向けジーンズを手に入れるために、血の滲むようなダイエットをする話で、悲恋の物語といっても過言ではない。「少し大きめのサイズまで用意しています」なんて思わせぶりな言葉に舞い上がったあげく、大きく振りかぶったラケットでラインの大外に叩きつけられた。無慈悲なホイッスルがこだまし、誰かがカーテンの向こうで「アウト!」と叫ぶのが聞こえた。試着室から出た僕の頭の中には『愛ちゃんはお嫁に』のサビがリフレインしていた。あれは庄屋の息子に恋人をとられる悲恋の歌だ。
 そんな仕打ちにあいながら、僕が『金色夜叉』の寛一ほどやさぐれなかったのは、マックスフリッツと相思相愛であった過去がないせいだ。つまりは片思いだ。相手はダイヤモンドに目が眩んだわけでもない。友達であった事実すらない。つまりは赤の他人であり、最初からすれ違わぬ運命だったわけだ。

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 その憧れの人から、耳寄りな話を聞いた。噂話や受け売りではない、本人からだ。事細かに説明されたわけではなく、文章にして一行か二行、そしてそれっきりだ。まだどこのメディアも取り上げていないはずだ。下手をすると店員ですら知らない話かもしれない。要するに「裏口の鍵を開けとくから、こっそり入ってきて」と耳打ちされたわけだ。なんだか下世話な方向へ話がシフトしたような気がするけれど、僕の頭の中では『君の名は』の頃の鈴木京香で再生されるから、美しい恋物語でないはずがない。何事もなかったかのように涼しげに笑う横顔からは、「本当はわたし、そんなに軽い女じゃありませんから」という凛とした気品が滲み出していて、つまりは「貴方だけよ」と言われたと深読みしても仕方がない。ここで奮わなかったら男じゃない。

 ブログを始めて4年、情報らしい情報を発信するのは、今回が初めてだ。今年の3月にマックスフリッツから、満を待してウエストバッグが発売される。以前ここでも触れたことのある、モンゴルツーリングモデルとみて間違いないだろう。画像からはカメラがすっぽり収納できるスペースとペットボトルホルダー、内蔵型のレインカバーが見て取れる。正確な発売日と値段はわからない。続報が入り次第、お知らせしたい。

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 アパレルブランドと、オシャレには縁のないデブの恋物語。エンディングで悲恋に涙するか、明るい未来を思い描けるかは僕次第だ。どちらにせよ、これが最後の恋だと思っている。もし万が一、腰に巻いたベルトが届かなかったなんてことになったら目も当てられない。あと2ヶ月、正月太りでたるんでしまったウエストをなんとかするのだ。
 

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by TigerSteamer | 2014-01-21 16:05 | オートバイ | Comments(0)

収納の妙

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 例えばリュックサックのブタ鼻だとか、ボタンダウンシャツの衿のボタンだとか、普段はデザインの中に埋没していて気にも留めないけれど、何か目的があって備わっている付属品がある。僕が長年に渡って使っているウエストバッグの蓋の部分には、用途不明のゴムが張ってあって、目に留まるたびに、これは何のためについているんだろうと訝しく思いつつ、それでも深く考えたことはなかった。
 先日、何の気なしにメーカーのサイトを眺めていたら、それがグローブホルダーであることがわかった。普段から汗拭きタオル掛けとして重宝していたので、当たらずとも遠からずといったところだ。言われてみれば、たしかにグローブを挟んでおくのに丁度いい。一旦そうとわかってしまえば、それ以外の何物にも見えないから不思議だ。

 このウエストバッグは、他にもバッグの前面にコインホルダーを備えている。オートバイにETCを付けていない僕としては、これが大変にありがたい。この機能のために腰に巻いていると言っても過言ではない。あとは、メッシュ地で中身が一目でわかるポケットが二つ、タバコの箱がスッポリ収まる小物入れ(おそらくタバコ入れなのだろう)がついている。どれも使い勝手がいい。ただ、唯一残念なのはメインの収納スペースだ。10×20センチ程の間口で、深さが10センチの空間がポッカリあいている。たくさん物が入るのは嬉しいが、ただ広ければいいというものでもない。

 ツーリングに出かける時にウエストバッグに収納しているのは、財布、iPhone、auのガラケー(iPhoneはソフトバンクなのだ。あとは察しておくれ)、雨天時に電子製品を避難させる為のジップロック、デジカメ(入れてないこともある)、タバコ(タバコ入れには鍵束を入れている)、ライター、携帯灰皿、iPhoneの予備バッテリーだ。これにタオル地のハンカチ、ウエットティッシュ、小さなサイズのペットボトルが加わることもある。また、バンドエイドやマキロンなどの救急セットを入れていたこともある。
 詰め込みすぎなのは、タイガー900にもセロー225にも、小物入れの類がないからだ。遠出する時は、なるべくタンクバッグをつけるようにはしているけれど、近場を散策するつもりでブラリと出かけて、その場の思いつきで距離を伸ばすことが多いから、荷物入れは必然的にウエストバッグとツーリングネットだけになる。

 これだけの物がゴチャゴチャと入っていると、なにか一つの物を取り出そうと手を突っ込んだとして、あやまたず扇の的を射抜くことは、まずありえない。ガサゴソと引っ掻き回す手間が必要になる。それだけならいいけれど、慌ててデジカメを取り出そうとしてストラップが他の物に引っかかり、中身を全部ぶちまけたことがあった。iPhoneがない、どこかに落としたのかもと諦めかけていたら、二つ折りの財布の真ん中に挟まっていたこともある。これだけの空間に一つの物を収めることをメーカーが想定しているとは思えない。子供の頃から整頓が苦手なせいもあるだろうけれど、せめて真ん中に仕切りがあったら、だいぶ整理がしやすいだろうと思う。
 
 このウエストバッグを使い始める前には、システム手帳が入るくらいの収納スペースが四つ横に並んだ、革製のものを愛用していた。無名のブランドではあるけれど、職人が手縫いした一品物で、スマートさとは縁のない僕の腰に巻かれているのが不思議なくらい、お洒落で格調高い一品だった。ただ、帯に短し襷に長しといった中途半端な大きさがネックで、見た目の嵩張りように反して実際には財布と携帯電話くらいしか収納できなかった。収まりの悪いスペースというか、器を無駄なく使う為に入れる物を選ばなくてはならないという本末転倒ぶりで、僕流ツーリングでの実用には適していなかった。

 既製品の中から、自分の用途にあった物を探すのは時間がかかる。メガネレンズのように、検査機器の前であれやこれやと組み合わせを試していけば、いずれピッタリと度のあった物が見つかるという保証はない。そこにあえて時間を費やすのが道具選びの醍醐味ではあるのだろうけれど、そこまで拘るほど優雅なライフスタイルをもっているわけでも、余裕のある生活を送っているわけでもない。

 先日、Facebookで、これぞと思えるようなウエストバッグを見つけた。MaxFritzの佐藤義幸氏がデザインしたものだ。
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 白黒なので分かり辛いけれど、この集金カバンを彷彿とさせる(例えが悪いか?)フォルムが素晴らしい。メインの収納スペースが二段構えになっていて、手前に薄っすらと線が入っているのは内側に仕切りがあるからなのだと思う。どこに何を入れるか想像するだけで楽しい。事務的で機能性を押し出しながら、それでいて均整がとれている。美しい。色が入っていなくてこれだから、実物はさぞや素晴らしいのだろう。機能美という奴だ。ユニークな機能も備わっていそうで、それが痒いところに手が届くアイディアであることは想像に難くない。ぜひとも手に入れたいが、それには一つ問題がある。これは佐藤氏が自分で使う為の物であって、商品ではないのだ。
 究極を目指すなら、自分にあったものは自分で作るか、然るべき金を払ってオーダーするしかない。無い物ねだりの妄執を断ち切るに十分だった。

 これは余談だけれども、もし僕が自分用のウエストバッグ作るなら・・・と想像してみて、佐藤氏の逸品と瓜二つの物しかイメージできないことに幻滅した。強いて何かを加えるなら、上部にゴムを張ってグローブホルダーにするか、手前にポケットを増設してコインホルダーを仕込むだろう。そう、わかってはいる。既製品にはアレコレと難癖を付けるくせに、自分のオリジナリティーをだそうとした途端に思考が硬直する。悲しいことだけれども、昔から工作の才能は皆無なのだ。
 

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by tigersteamer | 2013-08-15 02:43 | オートバイ | Comments(0)