<   2012年 04月 ( 1 )   > この月の画像一覧

泣かない

b0190505_2333929.jpg

 ハマっていたのは二十代の頃で、主人公の歳をとうに越えてしまった今となっては、あの安っぽいハードボイルドに興味の欠片も感じないのが正直なところだ。しかし映画化となると話は少し変わってくる。監督が大鶴義丹で主役が真木蔵人というのも萎えさせる原因の一つだが、名前を聞いただけで駄作と切って捨てるのも大人げない。
 期待せずに観れば、カッコ良いと思えるシーンだってあるに違いない。いや、ある。そういう作品なんだから、絶対にあるはず。ひょっとすると、昔を懐かしみつつ感情移入できるデキなのかもしれない。もちろん、丸っきりの独りよがりでしかない可能性もある。

 しかし、いい歳したオッサンが映画館に足を運ぶのは憚られる。まともな大人が真面目に作った映画なのだし、まがりなりにも大人を対象にした作品なのだろうから、恥ずかしいと言ったら失礼にあたるかもしれない。しかし恥ずかしいものは恥ずかしい。分別盛りのオヤジが高速道路でレースを繰り広げる話が恥ずかしくないわけがないし、それに感化されていた昔の自分も恥ずかしい。思わず遠い目をしてしまうであろう今の自分も恥ずかしい。どんなに自制しても、帰りに公道レースごっこをしてしまいそうで恥ずかしい。それを恥ずかしいと思ってしまう分別臭さが恥ずかしい。すべてが恥ずかしい。その点で原作の漫画は、プリキュアやセーラームーンと大して変わらない。

 そして、そもそも大スクリーンで見なければ面白さが半減する類の映画かどうかもわからない。よって公開を待って、映画サイトの口コミで判断することにする。映画か、レンタルか、最悪はGyaOの無料配信を待つ方向で。

キリン Point of no-return
 

[PR]
by TigerSteamer | 2012-04-05 21:43 | オートバイ